
私の好きなコップのお話しと選び方について
今日はお気に入りのコップのお話をしたいと思います。
仕事場で使っているコップについて個人的に気に入っているものの中から2つご紹介します。 打ち合わせに来た方に使ってもらったりの来客用だったり、仕事をしながら使ったり用だったり。
コップという入れ物があるだけ。どこのコップか分からないようなものが好きです。
知ってる人には分かるような感じのものが好きなんだと思います。
CAST
BRAND : KINTO
これは普段使いでちょうど良い。そんなコップとして使っています。
今までこのシリーズのコーヒーカップ、ティーカップをずっと使っていたのですが、最近自宅用にもコップやらボールなども大量に購入しました。
個人的には少し肉厚で丸みを帯びたフチの口当たりがとても良く、気に入ってます。
デザイン的な特徴としてはカップの場合には持ち手の部分とフチの部分。持ち手が無いコップになりますとフチの形状のみといった印象です。
コップの使い方のイメージとしては、定食屋さんや居酒屋さんで出されるビールメーカーさんのロゴ入りコップあるじゃないですか。ノベルティーなのかな?って感じのザ・コップって感じのコップ。紙コップのような状況に合わせて使えたら良いモノという感覚に近いかもしれません。
普通のコップの形だけどちょっと違うような印象のモノ。コップはこれで良い。これで良いけどこれが良いという感じのものになってます。
どうでも良いモノという意味ではないですよ。(笑)
ANDO’S GLASS
BRAND : ANDO GALLERY
こちらは私の好きなデザイナー、Jasper Morrisonさんデザインのコップ。
とても薄く緊張感すら感じます。こちらもデザイン的な特徴がほとんど無いようなコップなのですが、底が少し広がっています。
口当たりは飲み物を直に飲んでいるような、そこにコップという存在が無いような印象すら感じます。
気に入っているコップのどちらにも言えることとして、コップとしての存在が薄いもの。デザイン的な特徴や素材の印象が無いようなものが好きなのかもしれません。
逆に言うと普通という存在感もありますし、素材が薄いことや分厚いことでも存在感は増し、それが特徴にもなると思うのです。
コップからデザイン的な特徴を減らしていくことで飲むという行為が際立ってくる。その行為を際立たせるための形状やデザインという考え方。
サイズ感や持った時の手に伝わる感覚も大切ですね。
コップが置かれた時の佇まいといいますか、例えばコップ全てを統一させるんのではなく、数や組み合わせで並んだ時の大きさや形状を変えるような使い方をすると特徴になると思います。全部違うコップでもそれが特徴になると思うのです。買い方としてよくサイズ違い(本来は使用用途が違うためなのですが)で買ったりします。
そのコップをどんなシーンで使用するのか考えていくと面白いですね。身近なコップというモノの選び方一つで生活をほんの少し変えられるかもしれません。