
[大切な水路掃除] 地域で活動するための関係づくりについて[地域おこし協力隊]
私が暮らす地域で水路掃除に初めて参加しました。
私はまだお米作りはしていませんが(いずれやってみたい気持ちはあります)、今回掃除した水路は、少し離れた地域や山の向こう側の人たちが使う水。直接の関係はありません。でも、町内の他の地域から来ている地域おこし協力隊が毎年手伝っていることや、今後この水に関わる地域に引っ越す可能性があることもあり、参加することにしました。
朝も早よから集まります。
運ばれていきます。
小さな集落なので、知っている人も多く、初めて会う人もいたりして、ちょっとしたイベントに参加したような楽しさがありました。
水路掃除は、水の流れが悪くなるとお米作りに影響が出てしまうため、とても大切な作業です。でも、高齢化が進んでいて年々大変になってきています。だからこそ、若い人の参加や、技術・知識の継承がこれからますます必要だと感じました。
「自分の家まで水が来ないから関係ない」と思ってしまいがちですが、こういった地域の活動には、積極的に関わって、実際に見て、体験しておくことが大切だと思います。
必要なタイミングで誰もやり方がわからないというようなことにならないようにしないとね。
夢中になり泥だらけになりながらの作業でした。
こうした活動を通じて、人との関係ができ、信頼も少しずつ育っていくはずです。無理をして頑張りすぎる必要はありませんが、できる範囲で顔を出すことが、いざというときの「助け合い」につながると思います。
地域で何かをやるには、「信頼の貯金」や「関係づくりの投資」が必要です。そうした意識を持ちつつ、でも楽しみながら関わっていくことが大切なのではないかと感じました。ちょっとした挨拶とか日常会話とかそういったことも大切ですね。
地域とともに、自分の価値やスキルも育てていく。そんな関わりの中から、自分の事業の価値もより高めていけたらと思っています。
Written by - ジュン キンモト
広島でgreenpoint design (グリーンポイントデザイン)というデザイン事務所をしています。ブランディングや店舗デザイン、グラフィック、Webデザインと幅広です。カメラマンと2人の小さなデザイン事務所です。デザインや撮影でご協力出来ることがあればよろしくお願いいたします。