移住、そして地域おこし協力隊の活動を始めてから一月と半分

先月は生まれてはじめてレジ打ち体験をしたキンモトです。(笑)と、最近この話をはじめましてといった感じでお会いする方にはネタのように言ってます。同時期に本格的な草刈り方法も教えてもらったので、まぁ気が向いたらできるだけ外回りを綺麗に保つようには心がけております。

この日は全く草刈りをするつもりはなく少し畑仕事をしていたのですが、少しぐらいならと適当な服でやると結局、「あの場所も気になる!」とかって盛り上がってしまい、グチャグチャのビシャビシャになってしまうのでちゃんとした格好でやりましょうね。(笑)

まぁ田舎はやることが多いですよ!

 

とまぁ一月半ほど地域おこし協力隊として、広島県は安芸太田町の津浪という地域の小さな道の駅のような施設(道の駅としての認定はなし)に配属され、主にこの施設を中心とした津浪地区の地域振興に関わっていくことになってます。

最近、町の広報誌にも掲載してもらったことで「広報見たよ〜!頑張ってね!」といった感じで話しかけられることがすごく増えました。小さな町の広報誌効果は本当すごいです。悪いことできません。(笑)

生活も仕事もこの津浪という地域に移しました。協力隊はこの移住のための手段としても考えており、もちろん与えられてる役割以上の働きはするつもりですが、早く地域に馴染むことができ、関わりを作ることを考えるとこの地域おこし協力隊という制度はとても魅力的だったのです。外から来たよそ者ではありますが地域の一員でもあり中の人としてもこの地域の今後を自分ごととして関わっていく部分に関してはやりがいも多く、また課題も多いとも感じていますね。

 

元々この場所は旧可部線の津浪駅があった場所で、こういった駅のホームにある看板なども残ってます。

廃線後は何も活用されることなく、草刈りすらままならなかった場所に地域の野菜を販売したり、軽食が食べられる施設を作ってみたらどうだろうかと地域の振興会が始めた施設で、10年目となります。名前は「ぷらっとホームつなみ」といいます。名称には津浪駅のプラットフォームという駅としての歴史と「ぷらっと」気軽に地域を訪れてもらいたい、アットホームな場所というような意味も含まれてます。

そうこの地域の魅力は人であり、アットホームな空気感を広く伝えることを意識してます。

この津浪ももれなく高齢化が課題としてあり、基本的に地域の方で運営をしているのでなかなか手や意識が行き届いていないこととして例えば商品のPOPであるとか店内のレイアウトなどそういった部分から少しずつではありますがお店づくりに関わっております。また少しづつそういった取り組みについてや考えてることなども共有させてもらいますね。

 

私ごとでいうとまずは何よりもトーク力もなければコミュ力もない。接客もほとんど初体験ではありますが日々頑張っております。

接客は自分には向いていない仕事と心のどこかでずっと思ってて、そのあたりの苦手意識であったり考え方が今後変わるだけでもこれまで以上に成長できるのではないかと淡い期待を持ちつつ、ここにいる役割や意味について、さらには任期後の身の振り方についても早め早めに計画しこの場所でどのような可能性があるか検討していこうと日々考えております。

やったことのないことに関わることはとても新鮮で、その中にも学び多くありますね。

新しい体験とこれまでの知識やスキルに加え、この地域で必要とされていること、ここで生まれた関係性を生かし地域貢献できるような事業であり住人として今後も関わっていけるようなことが漠然とではありますができたらいいなと思います。

 

一応協力隊としては、この「ぷらっとホームつなみ」という施設や地域を含めたブランディングやデザインで関わることにはなっているのですが、そもそも人手が足りず、一般業務のサポートもしつつデザインなどの検討や提案をしているというような状況です。役場からは売り上げを倍(数千万アップ)を目指して欲しいというような指示を受けてますので、具体的にそのあたりの数字も目標としつつ最長で3年間頑張っていきます。

ブランディングというような面では今月末には新たなロゴデザイン(シンボルマーク)の提案をすることになっているのでその準備もしつつ、畑で野菜を育ててみたり、なかなか手が回らないお家の周りの草刈りなどもしたり、地域の行事にも参加させてもらったりしてます。

 

時々、野菜やフルーツをご近所さんに頂いたりもしていますよ。地域が優しすぎる。、

ブルーベリーも大量にもらいましたし(冷凍庫にもまだ沢山)、こんなに大きなカボチャもいただきましたよ。

 

これは移住前から考えていた「こんな状況になったらいいな」というような理想のカタチとして、パートナーと二人時間をかけて、まずは地域に少しづつ馴染んでいきながら、そういった助け合いのある田舎暮らしができたらいいなとは夢見てたのですがね。ご近所さんの方から積極的に関係をつくりに来ていただいき本当に嬉しく思ってます。すでに目標としていた関係づくりという意味では理想的な状況で、ある程度安心して生活を継続していけそうな状況にはなってきております。

最悪の場合も想定してて、来たはいいが地域から除け者にされるんじゃないかということももちろん考えてましたので本当に一安心です。

当たり前ですが協力できる範囲で地域のために動くという心構えではおります。全く地域に関わらないというようなスタンスですと基本こうはいかないとも思ってますので。

 

そんな感じで今日はこれまでの移住から2ヶ月ぐらいにはなるのですが、最近の様子を少し紹介させていただきますね。

配属当初の店内の様子はこういった感じでした。

手書きのプライスカードも悪くはないのですが、頻繁に変わらない常時あるような商品は多少整えていくような調整も必要と思い、そういった部分からデザインなどで関わり始めました。地域の季節野菜も多く並んでいるのですがその上には100円のお菓子がすごく良い場所に置かれていてもったいないので、この上の台にはアピールしたい商品や時期ごとにテーマを決めて計画的に伝えたいことを明確にしていこうという提案もしてて現在も改善中です。

最近は地域の様々なお茶を5種類ぐらい並べ、お茶のコーナーにしてみました。

時期的に夏野菜が多く揃っていた時期にはちょっと変わったスパイスカレーパウダーなども並べていた時期もあります。少しでもお客さんのお買い物が楽しくなる工夫をできるだけ自然なカタチで私以外のスタッフ側からも提案や意見を引き出せるような状況をまずは作れたらとも取り組んでおります。

毎日。、毎日。ひたすらプライスカードを作っては入れ替える仕事をしている日々。

お店のインスタグラムも立ち上げでひとりで管理してたりもします。

https://www.instagram.com/pf.tsunami/

見てね!

 

土、日曜日や祝日は外で鮎やあまご、やきとりを焼いてます。

師匠には鮎やあまごの下処理や串打ち、化粧塩、焼き方なども教えてもらいました。

実践する機会は少ないですがこのスキルは何かに役立てそうですね。(笑)

 

基本的に週末は屋台のやきとりお兄さんを担当してます。

 

あと出勤するとまかないも出ます。

メニューはうどんとおむすび。そんでカレーしかありませんけどね。(十分です!)

地域のお母さんのこだわりうどん。

「海老も入れてあげるね!」と、この日は肉うどんにまさかの海老天サービス。(笑)

季節限定の冷やしうどんもたくさん食べましたね。

 

長い長い夏休みといった感じの日々もどこかもう懐かしいです。

夏の思い出づくりサポーターとして小学生限定のあまごの掴み取りイベントにも監視員や撮影係として参加しました。

最初は魚を触るのが苦手だった子が最後の方では積極的に捕まえたいと一生懸命になっている姿に驚かされました。

良い夏の思い出になれば嬉しいですね。

 

地域の盆踊りにもお手伝いで参加しました。

ここでもとうもろこしを焼く!

ビールを飲む!!

踊らされる!(笑)

地域との関わりも大事でしょうということで誘っていただけることに感謝ですね。

土日が基本出勤なので、なかなか地域の活動にも出れたり出れなかったりはしますが2人で協力しながら出来るだけ参加しようと思います。

 

ここ最近にはない感じで毎日が充実してる。そしてただただ夏を満喫してる人たち。

まぁそんな感じでコツコツと出来ることをやってます。また報告しますね!

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広島でgreenpoint design (グリーンポイントデザイン)というデザイン事務所をしています。ブランディングや店舗デザイン、グラフィック、Webデザインと幅広です。カメラマンと2人の小さなデザイン事務所です。デザインや撮影でご協力出来ることがあればよろしくお願いいたします。

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