Bar UN CŒURさんのロゴデザインと最近のお話
日中、少し歩くだけで首の後ろがピリピリするっ季節。いつの間にか夏ですね。
どうも、デザインの人ことキンモトジュン(@kinmotojun)です。皆さまお元気でしょうか?
有難いことにデザインのご依頼が大変多く、本当に忙しくさせてもらってます。まだまだコロナには気をつけなくてはいけない、制限される日々が続いておりますがそれでも上手く付き合っていく方法を前向きに考えてみたり、来たるコロナ後に日々へ向けて積極的(少しづつ慎重に)に動いていこうとお考えの方が少しづつ増えてきているようにも最近は感じております。
デザインのご依頼っていろんな意味で余裕がないとそもそも生まれない仕事だってどこかで思っていました。どうにも出来ない事として少し諦めのような気持ちも正直なところ感じておりました。ただ私が行う仕事には現状を変える力もある、このような状況でもサポートをさせていただける事はちゃんあるとも感じております。ご依頼やご連絡の全てがこれから挑戦するためのデザイン依頼であることを思うと、こちらもその挑戦にしっかりと挑戦で応えなくてはと思う日々ですね。
今自分たちができる範囲での最大限のご協力をさせていただくことで、少し先の未来がちゃんと豊かになれば、関わることで意味や価値となればと1つ1つの案件に全力で対応させていただいております。ここでぶっ倒れるわけにはいかない。
面白そうなお話も沢山あって、そういったことも一緒になってカタチにしていけることを楽しみにしています。
さてさて、最近は県内にオープン予定のBarのロゴデザインを担当させていただいておりました。
こちらが先日まで制作をしておりました。Bar UN CŒUR(バーアンクール)さんのロゴタイプです。
店名には初心という意味が含まれていることから、それをどうデザインで表現をすることが可能かを検討してみました。初心は現状に対して荒削りな部分、原点(原石)や、志というようなきっかけとなるものであり、人それぞれの様々な形があるものとして捉えました。店名のカタチ(文字)の中に変化を作ることで、初心があることからの今現在の状況と言いましょうか、理想と現実とのズレや違いのようなもの意図的に作ることで見えてくるもの、これまでとこれからの差異をつくることから未来を想像すること、それでいて1つのまとまりやバランスを保つというようなアプローチをシンプルなロゴタイプの中に意味を作り、見方や見え方の変化と柔軟性をというような視点からデザインを検討してみました。
初心があり今現在がある、初心として思っていたこと考えていた未来は変わって当然であり、より良くするという視点からは状況が変わること考えていたことと違うことはとてもポジティブなこととして捉え、そのズレがあることはこれから先より良きカタチにしていく余地が残されているというような意味をデザインに含ませてみました。簡単に説明するとそういった感じのデザインアプローチをしてみました。
ロゴタイプってデザインできる部分が少なく限られていて、そこにコンセプトやその意味を含ませるというようなアプローチはとても面白いんですよねぇ。多くの調整から、クライアントの求めるベストなカタチを一緒になって検討できた案件となりました。
お店がオープンしたらまたご連絡を頂けるようなので、コロナがもう少し落ち着いた頃にはなるかと思いますがオシャレして、またゆっくりこっそりお邪魔したいなと思います。オーセンティックバーってちょっと緊張しますよねぇ。(笑)お酒が好きな皆様も機会があれば是非、よろしくお願いしますね!