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TORUVE

Branding Design

TORUVE / graphic design / logo design, package design, leaflet, shop card

パン屋のトルヴェさんのロゴデザイン、ショップカード、マップの制作

店舗移転に伴い、名称はそのままにロゴ表記をTORUVERからTORUVE2016へとより読みやすいカタチへとリニューアル。これまでと同様にシンプルなロゴタイプとなるように、大きくデザインを変えないようなテイストとなるように、これまでのロゴの印象をできるだけ引き継いでいけるような意味のある自然なリニューアルのカタチをデザインできるように検討していきました。数多くのリテイクを重ね最終的なよりシンプルな案をご提案させていただきました。アルファベット表記に加え、新たにカタカナ表記のロゴも加え、より用途ごとの柔軟な使い分けが生まれるような、お店の良さにしっかりと寄り添うようなデザインを心がけました。

ショップカードと移転先のマップについては別々の制作としつつもマップの折り方等でショップカードを包むような、例えばお客様へお渡しするタイミングで少し会話が生まれるようなアクセントツールとなればと考えてみました。以前制作しましたタグのデザイン(模様)の印象も引き継ぎつつ、ロゴ同様にシンプルなデザインでありながら主張もあり、また柔軟性もあるようなデザインとなればと検討してみました。

デニム生地を使用したこれまでに無い柔軟なパッケージの検討

シュトーレン用パッケージのご依頼として、簡易的なラッピングとパッケージの中間のような効果的なデザインを検討してみました。

当初は一般的な箱型パッケージ(スリーブ方式)のご依頼ではあったのですが、包装紙やラベル、リボンやヒモ等でのラッピングのアレンジ等もパッケージとして考えることも可能かと考え検討してみました。デザイン検討時はお店のショップカードやラベル等も現状無いとのことでしたので、ある程度普段使いもできるような柔軟なものとなるように、また制作コスト面からも他の商品への使用も柔軟に対応出来るようなツールとなることも意識しつつ、お店全ての商品やお店の価値がより高まるような、意味のある制作物となるよう意識して考えました。

デザインのコンセプトとしまして、『50個の驚きとデザインの可能性』として出来るだけ多くの選択肢をご用意させて頂くというようなご提案を検討してみました。TROUVERさん(当時の店名表記)がパンを通じてお客様にご提供されてこられた変化と驚き、選択肢という部分を今回のパッケージデザインとしてご提案できないかとアプローチしてみました。

 

TROUVERという店名の「見つける、気付く、出会う」という意味があることや、“大切なことは気付くこと”という大事にされてきた言葉、お店のコンセプトとして、『毎日50種類前後の商品を作っており、毎週新商品を出したり商品を入れ替えたりして、違うラインナップで作るようにしています。ご来店頂いたお客様がご来店いただく度にお好みの商品を見つけてもらえたら嬉しい』というような部分から、常に多くの変化があるということ。お店としてお客様にお気に入りの商品を見つけて欲しいという純粋な気持ち、選択肢が多い柔軟なカタチとして、お店側にお客様が合わせるのではなく積極的にお客様それぞれの好みにお店が歩み寄っていくというような提案がなされていることがヒアリングから感じられました。

お客様のお店に対するイメージは、特定のイメージとして共通なものを感じられている中にも、深い部分では印象の違いが出てくるような、例えばおすすめのパンをを3つ教えてと言われたらその3つ目が人それぞれ様々あるのではないかと感じ、何か軸となる部分とその変化にあたる部分とを作り、分かりやすく明確な違いが生まれるような状況をつくること、その変化を感じられるようなものとして新たなお店としての印象と出会うようなデザイン的なアプローチが出来ればとご提案させて頂きました。

これまでのお店の印象やお店のカタチを「ぶれない、変えない、変わらない軸」として、そこにデザイン的な変化を様々な力加減でご提案できればと、出来るだけ多くの驚き(50個)として考えてみました。
これまでのお店とお客様との関係を軸に、より強い関係が生まれるようなもの。これまでお店にずっとあったかのようなデザインとその延長線上にあるデザイン、違和感のないデザインを軸に逆に違和感を作るデザインというような、決まったカタチと決まってないカタチとの違いや変化をキーワードにデザインを考えてみました。

デザインのテイストとしてはシンプルでラフ、落ち着いた印象の中に感じられる、ちょっとした高級感や特別感を演出できるようなデザインとなるように検討しました。よりナチュラルに自然なカタチで寄り添うような、時間を共にするというような部分で、一見分からない、気がつかない何か普通な状態から、最終的なシュトーレンを切り分け、食べる状況でシュトーレンが際立つようなパッケージとなるような案が良いかと、何段階かで出来上がる、変化するようなパッケージを考えました。

一見普通なもの、なんの変哲もないことから何か違いを見つける、変化に気がつくというような仕掛けとクリスマスプレゼントのようなもらって嬉しい、何が入っているのかというようなワクワクする気持ちを大切に、伝統的なテイストをカジュアルに、ラッピングには使用することはないと思われるデニム生地をデザインのベースとして、パッケージ全体のテイストを設定しました。

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