無性に和菓子が食べたくなるのは何故っ?現代の和風デザインについて
なんとなく和菓子が食べたくなるのは何故かなっ?
って考えたんですが、洋菓子がちょっとくどく感じるお年ごろ(30歳男性)で、ちょっと甘いものが欲しい気分、いや最近甘いものあまり食べてないなぁ。、
和菓子って洋菓子に比べて、そんなに食べる機会がないよね?
そうだ、和菓子屋さんへ行こう!!
とまぁ、ふと京都に行きたくなるような感覚と似てるのではないか?と考えたわけです。
和菓子ってちょっと特別な感じがするんですよね
そんな感じで、今回は私、キンモトジュンが全力で和菓子職人を目指すお話ではなく、今後してみたいお仕事として、和テイストなデザインについてのお話をしつつ、自分のデザインに対する考え方を今一度見つめ直すようなことをしてみたいと思います。
本家の”そうだ、京都へ行こう”って、ものすごいキャッチフレーズだって改めて思うのですが、私たちの中の深い底の方で普段は静かにしてる良い感覚があるのではないでしょうか?
ふとした時に思い出す、自分の中で大切にしてる、”あいつが言ったあの言葉”的な感じではないでしょうか?
私が感じる好きな和の感覚について
少し書き出してみますと、まず圧倒的な引き算的な考えで、必要なものだけ、必要な量だけ、必要な素材だけというように、いろいろと足していくような感覚ではなく、厳選したものをさりげなく見せつつも、そこに見え隠れする技術や心、手間がかかっているようなことがこだわりと感じる。そのようなことが、私の好きな和に対する感覚です。
その物足りなさがどこか上品に感じられ、限られた素材だけというような縛りが、どこかプレミア感を生み、多くのものがあり、それを選べ手に入れられる世の中では、ものがない時代といいますか、限られた条件の中での工夫することを少し忘れちゃっているのではないかと感じることがあります。
いろいろと機能が多く便利なものは良いものであることは間違いありません。
ですが、私はどこか足りない、ちょっと不便なことに対して愛着を見いだせるような感覚を、世の中に対して少しでも伝えられるような仕事をしていきたいなと考えています。
大量生産、大量消費の時代は終わった
少し暴力的な発言かとは思いますが、私たちはこれから自分にとっての良いものを選ぶという方向へ進むべきだと思います。
価格が安いから良いとも、高いから良いとも思いません。自分にとっての良いものはこれという、自分ルールみたいなものをつくってみてはどうでしょうか?
情報だってそう、個人が必要なものを選び、見つける、また世界が自分に合わせてくれるような世の中です。そんな中で、デザイナーはどう仕事をしていくか。答えは一生出ない問題かもしれませんし、世の中の変化によっても変わるものですが、今現在、私が感じていることとしては独自性を出していくという方向と、柔軟に対応できる方向とがあり、そこでのマッチングにあるのではないかなと考えています。
どうして和テイストなデザインをしてみたいのか?
このページを読んでいただいている皆さんに、質問です。
私の仕事は、すごく和を意識したデザインです!と言うとどう思うでしょうか?
ただ考え方や進め方は、先ほど書きました通りとても意識してますが、最終的なアウトプットが和を感じられる仕事は少ないかもしれませんね。
なので、自分に対する興味と言いますか、和風にして欲しいという仕事に対して、どのような回答ができるのかという興味から、挑戦をしてみたいという思いからなのかもしれません。
具体的にしてみたい、和テイストのお仕事について
まずはブランディングでしょうか?和菓子はまだまだ未知の領域ではありますが、和食や、日本酒などは最近では日本ですが海外でより意識されているように思いますし、それを情報としてよく見聞きするように思います。
どのような市場を意識し、どのようなブランドとして見せていくのか?
そのようなことを一緒になって考えていけるような仕事をしていきだいですね。
一升瓶のラベルを考えてみるとどうでしょうか?
どようなシーンで飲んでもらいたいか?
切り口も、まだまだ可能性もありそうに思います。
店舗として、和菓子屋さん和食屋さんのデザインも、ぶっちゃけますとしてみたいですね。
内装に限らず、ロゴなどからウェブ、印刷物などももちろんです。
これからの和について、私の考え
自国の伝統であり文化は、それでもどこかお高く、取っ付きにくい印象も堅苦しさも正直感じますし、そういった方も多いのではないかと私は考えています。
そのような現状を一般化、大衆化するというのも違うように思います。
何ができそうかと言われて少し考えてみたのですが、先日行った和菓子屋さんでの印象に残る言葉、
おつかいものですか?
の柔らかい、そして普段聞き慣れない言葉にあるような気がしています。
分からない人はググって下さいね。(笑)
より身近な、そして普段使いのものにできるような。、
そういうことに、デザインで新たな関係をつくっていけるようなことはできるように思います。
近所の和菓子屋さんでお団子と一緒に買った、スイートポテトがなかなか美味しかったなと思いつつ書いてみました。