[branding] 宮島ユナイテッドFC 新体制発表会にデザイナーとして参加しました [サッカーユニフォームデザイン]

先日、宮島ユナイテッドFCの新体制発表記者会見に、ブランディングデザイナーとして参加させていただきました。

 

昨年5月末から関わってきたプロジェクトですので、約8ヶ月の検討期間を経て、ようやくこの日を迎えたことになります。名称変更と新体制の発表はクラブにとって大きな節目。その場に立ち会い、これまで積み重ねてきたものが初めて社会に示される瞬間を実感しました。

 

当日は少しデザインなどなどのお話をメディアの方向けにさせて頂きました。

 

このプロジェクトではクラブのブランディング設計から関わり、ブランドコンセプトの整理、シンボルマークの開発、ユニフォームやアパレル、グッズまでを一貫して担当しています。

 

コンセプトについては、UNITE BEYOND(共に、境界を越える)というキーワードを検討し、それを軸としています。

宮島という土地を考える上で、象徴的な存在であるのが厳島神社の鳥居です。当初は鳥居のモチーフをデザインに取り入れてほしいというご要望もありましたが、最終的には直接的に描くことはしていません。

鳥居が持つ「結界」でありながら「門」でもあるという性質に着目し、境界、通過、越境という概念を抽象化して構造や余白、一本のラインとして表現しました。中央を貫くラインは、越えるべき境界であり、進む道であり、内に灯る光(炎)や意志の象徴でもあります。

地域の象徴をそのまま扱うのではなく、意味を再解釈し、クラブ独自の文脈へと置き換えることを意識しました。

 

ユニフォームとアパレルではシンボルマークで定義した思想を、実際に身にまとうものとしてどう成立させるかも重要なテーマでした。

競技用ウェアとしての視認性や力強さを担保しながら、ラインの通り方や切り替え位置、ロゴとの距離感に至るまで、「境界」というテーマを意識して設計しています。

ロゴは考え方の宮島という名称を背負う覚悟と、クラブとしての象徴であり、ユニフォームはその実装です。この段階で完成形を提示するというよりも、ここから始まる挑戦の意思を示すものとしてデザインしています。

 

今回の発表は一つの区切りですが、ここからが本当のスタートです。

クラブがどのような未来を描いていくのか、その歩みをデザインの側面から引き続き支えていきたいと思います。彼らのこれからを見届ける意味でも実際に試合も観戦してみたいですし、その後を意識して追いかけていきたいと思います。

 


実は、このクラブのお仕事からの展開があり、監督さんからのご紹介で現在進行形で進めているのですが山口市のサッカーチームのブランディングからデザインを検討させていただいております。全体のコンセプトとシンボルマークのご提案をさせていただいているような状況です。

こちらも初案がとても好評で私が関わった2チームのクラブが試合をする可能性ももちろんありますので、同じような熱量で引き続きデザインなどの検討を進めていきたいと思います。

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