プロデザイナーの仕事とは何か?
さて、たまには物書きでも! 今回はプロの仕事とは何ぞや?ということを、私のデザインという仕事をベースとして本音で書いてみたいと思います。世の中には色んな職業、職種がありますが、なんでデザインという仕事を選んだのか? デザインって何ぞや??ってことをまず書きたいのですが、
正直、未だによく分かりません。
本当に単純にこの仕事が好きだからやってるだけで。、質問されたら即答できますよ。「楽しいからっ!」って。
私の場合、図面を書いたり、家具作ったり、ウェブやったり、広告など印刷物を。、という感じになるとは思うのですが、よく言うのは、クライアントとエンドユーザーをつなぐ、関係づくり。
デザイナーってサッカーで言うとフォワードって感じのポジションだと思われがちだし、私もそうでしたが、実際はミッドフィールダー的な感じでねって。、良いたとえが思い浮かびません。
俺が!俺が!で仕事をするというより、全体の流れみたいなことを見てたり、人の良さを引き出すようなこと大事にしつつ、それを判断して伝える。 その伝え方がデザインやってる人によって違ってくるのではないかと考えてます。
ですので、こんなデザインがしたいというのは全くないというと嘘になりますが、依頼内容やクライアントの良さと自分の引き出しとで組み合わせをするというような感じの仕事になりますね。
そこでの主観として、好き嫌いが最終的なアウトプットで表れるようには思いますが。
仕事のジャンルはそれを伝えるための手段だとも考えています。
舵取り役の船長。 迷いの森の案内人。 伝書鳩?そんな人です。
私の考えるデザイナーとしての仕事って。
クライアントも変われば、依頼も求めてるものも様々。
だから面白い!
私が考える、プロとアマチュアの仕事との違いはエンドユーザーをどれだけ意識出来るかということです。
さらっと書きましたが、いろんなことがここには含まれています。
ゴールに対する意識です。(まだ、サッカーの話しっぽいですね)
クライアントとの連携から、完成した。サッカーで言うゴールを決めた!は、上手な選手なほど得点までの過程や、理想的なゴールもイメージも多く、単純に得点をあげることも重要ですが、もちろん正解だとも思いますが、チームとしてというような見方をしたときにどうなのかを考えるのではないかとも思うのです。
デザインの場合は、完成したものを受け取った、見た、体験したというようなエンドユーザーとの接点があります。
そこに対する意識と、クライアントとのアプローチは違いが出るように私は思ってます。
私の考えも絶対ではないが、クライアント考えも絶対ではない
と私は対等なパートナー的な考えでいます。 言い合える、考えをぶつけ合える関係が理想だと思います。
重要にしてるのは最終的なエンドユーザーへの伝え方の工夫と手触りみたいなリアルな感触だと考えています。
それがデザインとしての大声だったり、冷たい態度であったり、あたたかさ、優しい手触りね。、これがデザインの可能性。
あれこれ、楽しみながら、真面目に悩み、ふざけながら作り上げる文化祭みたいなことなんじゃないでしょうか?
なんとなく、それとなく書いてみました。