
懐かしの”ペンシル坊や”で考えるキャラクターデザインについて
ペンシルカルパスのこのキャラクター。
今見てもいいなぁ。懐かしいなぁ。
小学生の頃、近所の駄菓子屋さんでよく買ってたお菓子の中の一つ。30円とかだったかな?
名前は”ペンシル坊や”。1979年に発売されたとのこと。
ぽわぁっとした表情が良いですね。
オーバーオールに金髪?癖っ毛?、スニーカーにキャップ。緑の靴下(靴の色?)。、
そのキャラクターの設定とかを考えてしまいます。(メーカーのサイトを見ても載ってないので。、)
絵が好きなのか?何の絵を描いてるのかが気になる。、
たぶん、これ山かな?(笑)
きっと風景画が好きなんだと思う。
昨今のキャラクターデザインブームも下火に、これまでキャラがいなかった各県や企業のほとんどが
時代はキャラクターやっ!
とかって飛びついたように感じました。成功したところ、失敗?微妙な認知度のままのところもあったのではないかと思われます。
キャラクターは人や地域に愛されてこそ意味を持ち、効果や可能性を生み出せると思うのです。きっかけとして、例えば商品を好きになり、ファンになり、そのキャラクターも好きになるというような流れはとても自然なことのように思います。
昨今のキャラクターブームはとりあえずキャラ作り、地域や特産品のプロモーションを行おうという流れのように思いました。好き勝手につくっているというわけではなく、関係するような要素やアピールしたいキーワードをベースに作られているとは思うのですが、何がいけないかって
キャラの数が多い!時期も悪い!
このキャラクターブームを作ったであろうキャラの存在がある!
ここには勝てないというか、みんなここを好きになってしまうのも自然なことのように思います。
違いを出そうとしても根本的な解決にもならないように思うのです。
なんだかこのブームに否定的だったというか、せっかくこの世に生まれてきたキャラクターがどこか可哀想に思えてならなかった。、
コツコツと地域に商品に寄り添い、長い下積みを経て、愛され、露出も増え、認知度が増しというようなバックボーンがしっかりとあってこそそのキャラクターを応援したくなるというか、その地域や企業、商品を応援したくなるというか。、
デザインももちろん大事ですし、キャラ設定とかも大事。
でも一番大事なことは、キャラが生まれた土地でどのようにそれを動かしてきたか、役立ててきたかが重要だと思います。デザインどうの以前に役割を作ることが重要かと思います。必ずしも、
キャライベントで目立つことではない!
全く絵が描けないキンモトさんでもこの坊やぐらいのテイストのキャラクターなら。、
このぐらいのテイストなら。、このぐらいの。、(笑)
いつか愛されるキャラクターを考え、ちゃんと育てていきたいと思うのです。本来、キャラクターとはそういう役割だと思います。愛がないとキャラクターは動きたくても動けなくなちゃいます。