昨年から小さな図書館のリニューアルとして建物の設計デザインとロゴなどのグラフィック周りを丸っと担当させて頂いてます。

店舗デザインなどのご依頼も最近はご無沙汰で、久々の設計に少しワクワクしております。

本来は設計途中の紆余曲折などを共有していくのも良いと思いますし、私もそういった部分を知りたかったりもするのですがね。見ての通りで現場はもう動いております。（笑）

規模感は本当にコンパクトで、壁一面に本棚があり、座って読書ができるスペースと受付があるというようなコンパクトな構成となっております。受付、スタッフルームが写真手前側、奥が読書スペースでフロアが２段、左側の長手が入り口で右側が一面本棚になります。

今日は基礎の型枠が外れ、大まかな建物の形状や具体的な大きさなども分かるようになってきましたね。形状については周辺環境の状況や子供たちも多く利用することを想定し安全面に配慮し、道路面ではなく敷地側に入り口を大きく開いたカタチとしております。

当初はモルタルのファサードの変形したボリュームで、出来るだけシンプルな無表情な印象として、室内は木材の柔らかい質感のギャップを作るような感じで検討しておりましたが、現状では入り口面は杉の優しい印象でその他の３面金属のサイディングでシルバー、屋根もシルバーというような素材の組み合わせで進んでおります。

また進捗状況なども共有できたらと思います。

グラフィック周りはロゴデザインを提案し採用されております。本棚の本と人が混ざり合うようなイメージとして、図書館のコンセプトでもあります本棚オーナーとして自分の本棚を作ることができるというような印象も感じられるような、人と本との関係を出来るだけシンプルに表現してみました。

その他メンバーズカードやショップカードなども検討しております。